昨年12月26日からサービスが開始された大分都市圏の交通ICカードめじろんnimocaですが、OBSニュースの報道によると、これまでの発行枚数は約4000枚にとどまっているようです。
私が思うに一番の理由は「バスカードよりプレミアム率が低いし、バスの乗車以外には殆ど使えない」という事にあるでしょう。
たしかにバスの乗車だけを考えると、プレミアム率が高い大分共通バスカードのほうがお得ですからねぇ。
ただ、商店等のめじろんnimoca加盟店が増えていけば、めじろんnimocaでバスも買い物にもつかえて、ポイントも貯まっていき、そのポイントをSFに交換すればバスにも買い物にも使えるバスカード以上の便利さが生きてくるようになると思います。
福岡のnimocaもそうであったように、既に決定している磁気式バスカードの廃止時期が具体的に決まれば発行枚数は特段に増えるでしょうから、そうなれば加盟店も増えて益々便利になると思います。
福岡都市圏や関東のSuicaエリアでもそのまま使えますし、将来的には主要な交通系ICカードは基本的には相互利用出来るようになります。2012年度には大分エリアにもJR九州のSUGOCA(既にnimoca/めじろんnimocaと相互利用ができます)の導入が予定されています。いまの「めじろんnimoca」デサインのカードは数量限定(終了後は福岡と同じnimocaのカード)なので、今のうちに1枚準備しておくのもいいかもしれませんよ。